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属名:スゲ属アゼスゲ節
学名:Carex maximowiczii Miq.
var. maximowiczii
果期:5~6月
生育環境:湿地
国内分布:北海道、本州、四国、九州
当館標本:有

湿地や水辺にふつうに見られる多年草。叢生する。有花茎:高さ20~70㎝、上部はややざらつくこともあるがほぼ平滑。葉:裏面は粉白色、乳頭状突起を密布する。幅3~5mm。基部の鞘:淡褐色、繊維状に細裂する。小穂:頂小穂は雄性、側小穂は雌性で下垂する。雄鱗片:半透明または上部が褐色を帯び、鋭頭または短い芒がある。雌鱗片:帯褐色~帯栗色、短い芒がある。果胞:雌鱗片より長く、広卵形、口部は切形。柱頭は2岐。